国内で唯一JAF(日本自動車連盟)の公認を受けたeモータースポーツ大会(レーシングゲームを使用したeスポーツ大会)「UNIZONE(ユニゾーン)」を運営する一般社団法人日本eモータースポーツ機構(東京都千代田区、代表理事:出井宏明、以下「JeMO」)は、2025年のリーグ開幕に向け、9月12日(木)18:00に「UNIZONEテストマッチ」が開催します。糸井ホールディグス株式会社(群馬県高崎市、社長:糸井丈之)ではテストマッチ開催拠点の提供と、地域の方々がeモータースポーツに触れ合うきっかけになればとグラスルーツイベントも同時開催することとしました。
開催目的
eスポーツは選手を一ヶ所に集める必要がなく、実物のサーキットも使わないといったデジタルならではの特徴を生かし、各選手が異なる拠点から参戦し、オンラインで対戦する大会形式を実験的に開催。新たなレース形式に挑戦する一番の目的として、リーグ開幕後の大会の可能性を広げることが挙げられます。
野球やサッカーなどのメジャースポーツは「HOME&AWAY」形式と2チームが参加する試合に対して収益機会は1つとなっていますが、各チームがホーム拠点でオンライン参戦することで、「HOME&HOME」形式と2つの収益機会を得ることができます。
この試みが成功すれば、参戦する各チームが地域ファンの獲得や地域貢献活動に取り組む機会を増やすことが可能になります。
また、リーグだけではなく、参戦する選手にとっても、大会に出向く手間やコストの軽減、スケジュール等の課題にも柔軟に対応することができるようになり、eモータースポーツに参加するハードルを大きく引き下げることが可能になります。
一方で大きな課題としては、ラグ等に非常にシビアなレースシミュレーターにとって、ネット回線の速度や安定性などがあり、通信会社との協力も視野に入れ、課題の洗い出しや解決法の模索に取り組んでまいります。
- テストマッチ協力チーム・ドライバー
UNIZONEテストマッチの協力チームは4チームで、各チーム2名のドライバーが所属し、レースを行います。
※UNIZONEリーグ参戦チームを示すものではない。UNIZONEリーグ参戦チームは後日発表予定。
ドライバー:
浅賀颯太選手 笹原右京選手
- 開催概要
【日時】
2024年9月12日(木)18:00~21:00
【会場】
GUNMA eSPORTS
(群馬県高崎市緑町4-10-3 糸井ホールディングス緑町第2ビル)
- レースフォーマット
【予選タイムアタック】
各チーム1名のドライバーが出走し、タイムアタックを行います。
タイムに応じて、マッチレースとスプリントレースのグリッドを決定します。
・使用コース :富士スピードウェイ
・タイム :5分の走行のうちベストラップタイム
【マッチレース】
2チームずつ各2名のドライバー(計4名)が出走し、トーナメント方式で計4レースを実施します。なお、初戦の組み合わせは事前抽選で決定します。
・使用コース 富士スピードウェイ
・周回数 3周
・グリッド 予選タイム1位、3位、2位、4位の順
・ポイント 1位:6pt 2位:4 pt 3位:3 pt 4位:1 pt
【スプリントレース】
4チーム各2名のドライバー(計8名)が出走し、2レースを実施します
・使用コース モビリティリゾートもてぎ
・周回数 7周
・グリッド 1レース目:通常グリッド
予選タイム1位、5位、2位、6位、3位、7位、4位、8位の順
2レース目:リバースグリッド
予選タイム4位、8位、3位、7位、2位、6位、1位、5位の順
・ポイント 1位:10pt 2位:8 pt 3位:6 pt 4位:5 pt
5位:4 pt 6位:3 pt 7位:2 pt 8位:1 pt
スターティンググリッドから順位を上げた数に応じてオーバーテイクポイントを付与(1up=1pt)
- 体験イベント
UNIZONEが展開するグラスルーツ活動のひとつでもある体験イベントを同時開催。テストマッチ参加レーサーからコーチングや交流イベントの開催も予定しています。(当日のスケジュールにより実施含め変更になる場合がございます)